11
日に
行われる
内閣改造では
麻生副総理兼財務大臣と
菅官房長官を
除く17の
閣僚ポストが
入れ代わることになりました。
環境大臣に
自民党の
小泉進次郎氏が、オリンピック・パラリンピック
担当大臣に
橋本聖子氏が
起用される
など初入閣は13
人と
安倍内閣で
最も多くなりました。
安倍総理大臣は、11
日午前、
自民党役員人事を
行った
後、
臨時閣議で
閣僚の
辞表を
取りまとめたうえで、
午後、
内閣改造を
行います。
これまでの調整で、
▼副総理兼財務大臣に麻生太郎氏が留任、
▼総務大臣に高市早苗氏、
▼法務大臣に河井克行氏、
▼外務大臣に茂木敏充経済再生担当大臣、
▼文部科学大臣に萩生田光一氏、
▼厚生労働大臣に加藤勝信氏、
▼農林水産大臣に江藤拓氏、
▼経済産業大臣に菅原一秀氏、
▼国土交通大臣に公明党の赤羽一嘉氏、
▼環境大臣に小泉進次郎氏、
▼防衛大臣に河野太郎外務大臣、
▼官房長官に菅義偉氏が留任、
▼復興大臣に田中和徳氏、
▼国家公安委員長に武田良太氏、
▼一億総活躍担当大臣に衛藤晟一氏、衛藤氏は、沖縄・北方担当大臣も兼務します。
▼科学技術担当大臣に竹本直一氏、
▼経済再生担当大臣に西村康稔氏、西村氏は、全世代型社会保障改革担当大臣を兼務します。
▼地方創生担当大臣に北村誠吾氏、
▼オリンピック・パラリンピック担当大臣に橋本聖子氏で、改造内閣の19人の閣僚の顔ぶれがすべて固まりました。
留任する麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を除く17の閣僚ポストが入れ代わります。また、初入閣は13人と第1次内閣を含め安倍内閣で最も多くなりました。
このうち、環境大臣で初入閣する小泉氏は、衆議院神奈川11区選出の当選4回で、38歳。38歳での入閣は、34歳で少子化担当大臣に起用された小渕優子氏、37歳で郵政大臣に起用された野田聖子氏に次いで、戦後3番目の若さとなります。
一方、自民党役員人事では、
▼二階俊博幹事長と岸田文雄政務調査会長が再任されるほか、
▼総務会長に鈴木俊一オリンピック・パラリンピック担当大臣、
▼選挙対策委員長に下村博文氏が起用され、党4役の顔ぶれも決まっています。
さらに
▼森山※裕国会対策委員長が再任されるほか、
▼税制調査会長には甘利明選挙対策委員長が、
▼幹事長代行には、稲田朋美・筆頭副幹事長が起用されます。
このほか、
▼国家安全保障局の谷内正太郎局長の退任に伴い、後任に北村滋内閣情報官を起用することが固まったほか、
▼横畠裕介内閣法制局長官が退任し、後任に近藤正春内閣法制次長が起用されることも決まりました。
安倍総理大臣は11日午後、公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、総理大臣官邸に組閣本部を設置して内閣改造を行い、菅官房長官が閣僚名簿を発表します。
その後、皇居での認証式を経て夕方にも第4次安倍第2次改造内閣が正式に発足する見通しです。
このあと、安倍総理大臣は、記者会見を行い、閣僚人事のねらいや、今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。
※ネに谷