台風15
号による
大規模な
停電の
発生から
2日以上が
たった今も、
千葉県内では
広い範囲で
停電が
続いています。
避難所では、
避難生活が
長引くにつれて、
持病が
悪化し
搬送される
人も
出ています。
このうち千葉県君津市では、10日から電力会社の電源車で照明やクーラーが復旧した避難所の1つを「特別避難所」に指定し、体調の悪い人や障害のある人、それに妊婦などを優先的に受け入れていますが、避難が長引く中、持病が悪化する人も出ています。
11日午後1時すぎには、この特別避難所に避難していた人工呼吸器をつけた80代の女性が救急搬送されました。女性の家族によりますと、女性は息苦しさなどを訴えたということです。女性の家族は、「人工呼吸器で酸素を吸っていましたが、酸素が送れなくなったようです。暑くてトイレも近くなっていたので熱中症になったかもしれず、心配です」と話していました。