台風15
号で
多くの
住宅が
被害を
受けた
千葉県鴨川市では、
壊れた
屋根の
応急処置に
使う土のうが
配られ、15
日夜の
雨に
備えようと
多くの
人たちが
駆けつけました。
鴨川市では
建物の
被害が
少なくとも4700
棟に
上り、
屋根などに
ブルーシートをはる
作業が
終わっていない
住宅も
数多く
残っています。
千葉県では15日夜遅くから大雨となるおそれがあり、鴨川市では午前10時から市役所の駐車場でブルーシートを固定するのに使う土のうを初めて配布しました。
駐車場には配布が始まる前からおよそ200人が集まり、長い列ができました。
市では、およそ500個の土のうを用意していたところ、予想を上回る人が訪れたということで、急きょ、土のうを作って2000個に増やしましたが、それでもわずか1時間で配り終えたということです。
土のうを受け取りに来た65歳の男性は「これだけ長い行列ができるということは、私と同じように多くの人が被害を受けているんだと感じた。大雨や強風になるのかどうかとても心配です」と話していました。