国連には人種で差別することをなくすため、世界の国を調べている委員会があります。この委員会は8月29日、日本に住んでいる外国人などへのヘイトスピーチ(=ある人種や民族などを嫌って悪いことばを使うこと)がデモやインターネットで広がっていると言いました。そして、日本の政府は法律を作ってヘイトスピーチができないようにしたほうがいいと言いました。
委員会に出た日本のNGOの人たちは2日、「委員会は4年前にも人種で差別することを禁止する法律を作ったほうがいいと言ったのに、日本はまだ作っていない。政府に早く作ってほしいと言っていく」と話しました。