中国の
首都、
北京でことし
9月に
開業が
予定されている、
世界有数の
規模と
なる新たな
国際空港が
1日、
報道陣に
公開されました。「
北京大興国際空港」と
名付けられた
新たな
国際空港は、
北京中心部から
南に50
キロ近く離れた
場所に、ことし
9月末の
開業を
目指して
建設が
進められていて、
1日は
報道陣に
建設中のターミナル
ビルなどが
公開されました。
新たな国際空港には4本の滑走路が建設され、2025年には年間7200万人の利用者を見込んでいるほか、将来的には滑走路を6本に増やし、年間1億人を超える利用者に対応する計画です。
北京にはすでに「北京首都国際空港」がありますが、去年1年間の利用者が初めて1億人を超え、中国政府には、新空港の建設で利用者の増加に対応するねらいがあります。
また、新空港は北京と隣接する河北省にまたがって建設され、天津にも約80キロの距離で、中国政府は北京とこれらの地域を首都圏として一体的に開発する国家戦略を進める中、新空港を交通の要と位置づけています。