ネット
上で
やり取りされる
いわゆる仮想通貨、
暗号資産が
不正に
流出した「ビット
ポイントジャパン」が16
日記者会見し、
小田玄紀社長は
取り引きの
再開に
併せて、
顧客が
持っていたものと
同じ暗号資産で
払い戻しする
方針を
明らかにしました。
暗号資産の
交換会社、ビット
ポイントジャパンでは、
今月12
日、
取り引きシステムに
不正なアクセスがあり、
外部ネットワークにつながった
部分から32
億円相当の
暗号資産が
流出しました。
ビットポイントジャパンは16日、不正流出があってから初めて記者会見を開き、小田社長は「不正流出で関係者にご迷惑、ご心配おかけしたことを深くおわび申し上げます。大変申し訳ございません」と陳謝しました。
そのうえで「今回流出した暗号資産に相当するすべての種類、すべての量は、すでに手元に調達している。サービスの再開に併せて払い戻しをするなど速やかに対応をさせていただきます」と述べて、流出にあった顧客に対してはサービスを再開したときに払い戻す方針を明らかにしました。
現金ではなく、顧客がもっていた暗号資産で払い戻すということです。
会社では、現在もすべての取り引きサービスを停止していて、外部の専門家も交えて不正流出の原因や暗号資産が、どこに流出したかを調べることにしています。