ギリシャの首都アテネの近くで、19日、マグニチュード(M) 5.1の地震が起き、不安になった人々が建物から道へ走り出すなどの混乱が生じました。ギリシャの地震観測当局によると、震源はアテとネから北西へ23キロ離れたマーグラ近いです。
地元のメディアによると、大きなけがをする人がいなかったそうです。振動は強かったですが、短い時間で終わりました。テレビがちょっと揺れ動き、本棚から物が落ちたなどと言った住民もいます。
発表者は、「アテネ市内でエレベーターが止まり、消防士がエレベーターにいる人を救出しました。地震で携帯電話などが一時、使いませんでしたが、また修理しました」と話しました。
1999年にはM5.9の地震が同国で起き、143人が死にました。