일본어 뉴스: パラリンピック出場のアフガニスタン代表2選手羽田から出国

パラリンピック出場しゅつじょうのアフガニスタン代表だいひょう2選手せんしゅ羽田はたから出国しゅっこく

Sep 6, 2021 23:09

Furigana

東京とうきょうパラリンピックに出場しゅつじょうしていたアフガニスタン代表だいひょうの選手せんしゅ2人にんが、６ろく日にち夜よる、フランスのパリ行いきの便びんで羽田はた空港くうこうから出国しゅっこくしたことが分わかりました。

出国しゅっこくしたのは、アフガニスタン代表だいひょうで、

▽陸上りくじょう男子だんしのフセイン・ラスリ選手せんしゅ（26）と、

▽テコンドー女子じょしのザキア・フダダディ選手せんしゅ（22）です。

関係かんけい者しゃによりますと、2人にんは6日にち午後ごご11時じ前まえのパリ行いきの便びんで羽田はた空港くうこうから出国しゅっこくしたということです。

2人にんは、アフガニスタンで武装ぶそう勢力せいりょくタリバンが権力けんりょくを掌握しょうあくし、政権せいけんが崩壊ほうかいしたことを受うけて、日本にっぽんに安全あんぜんに渡航とこうする手段しゅだんがないなどとして、パラリンピック出場しゅつじょうをいったんは断念だんねんしましたが、その後そのご、国外こくがいに退避たいひして、先月せんげつ28日にち、フランスからの便びんで来日らいにちし、一転いってんして出場しゅつじょうが実現じつげんしました。

当初とうしょ、男子だんし100メートルに出場しゅつじょうする予定よていだったラスリ選手せんしゅは、来日らいにちしたときすでに競技きょうぎが終おわっていたため、出場しゅつじょう種目しゅもくを変更へんこうし、走り幅跳はしりはばとびで13位いとなり、アフガニスタンの女性じょせいとして史上しじょう2人にん目めとなるパラリンピック出場しゅつじょうを果はたしたフダダディ選手せんしゅは、テコンドー女子じょし49キロ級きゅうで2試合しあいを戦たたかいました。

2人にんは5日にち夜よるに国立こくりつ競技きょうぎ場じょうで行おこなわれた閉会へいかい式しきにも参加さんかしましたが、アフガニスタン情勢じょうせいが依然いぜんとして不安定ふあんていな中なか、大会たいかい後ごの動向どうこうが国際こくさい的てきな関心かんしんを集あつめていました。

IPC＝国際こくさいパラリンピック委員いいん会かいのパーソンズ会長かいちょうは今月こんげつ2日にち、NHKのインタビューで2人にんについて「今後こんご、どの国くにに住すむのか分わからないが、その国くにのパラリンピック委員いいん会かいなどと協力きょうりょくして支援しえんしていくことは明あきらかだ」と述のべ、大会たいかい後ごも支援しえんを続つづける意向いこうを示しめしていました。