日本新闻: 同時多発テロ20年「アメリカがより安全になった」大幅に減少

同時どうじ多発たはつテロ20年ねん「アメリカがより安全あんぜんになった」大幅おおはばに減少げんしょう

Sep 9, 2021 10:09

Furigana

同時どうじ多発たはつテロ事件じけんから20年ねんになるのを前まえにアメリカで行おこなわれた世論せろん調査ちょうさによりますと「アメリカがより安全あんぜんになった」と感かんじる人ひとは49％と10年ねん前まえと比くらべて大幅おおはばに減少げんしょうし、不安定ふあんていなアフガニスタン情勢じょうせいなどが影響えいきょうしていると見みられます。

アメリカのABCテレビとワシントン・ポストが今月こんげつ1日にちまでの4日間にちかん行おこなった世論せろん調査ちょうさによりますと、テロの脅威きょういに関連かんれんして「アメリカがより安全あんぜんになった」と感かんじる人ひとは49％と10年ねん前まえと比くらべて15ポイント減少げんしょうし、同時どうじ多発たはつテロ事件じけんのあと最もっとも低ひくい水準すいじゅんとなりました。

一方いっぽうで「より安全あんぜんではなくなった」と感かんじる人ひとは、15ポイント増ふえて41％でした。

また、同時どうじ多発たはつテロ事件じけんがきっかけで「国くにが良よい方向ほうこうに向むかっている」と考かんがえる人ひとは33％にとどまり、事件じけん直後ちょくごの2002年ねんの半分はんぶんに減へった一方いっぽう、「国くにが悪わるい方向ほうこうに向むかっている」と答こたえた人ひとは46％と、これまでで最もっとも多おおくなりました。