新型コロナウイルスに
加え、
福島県沖を
震源とする
地震の
影響も
ある中、25
日から
国公立大学の2
次試験の
前期日程が
始まりました。
前期日程は
全国169の
国公立大学で
行われ、
このうち東京 文京区の
東京大学では、
開始2
時間前から
正門の
前にマスクを
着用した
受験生が
並び、
参考書を
開いて
待っていました。
都内の男子高校生は「外出を自粛して家で工夫しながら頑張ってきました。周りの受験生が頭がよさそうですが負けずにいきたいです」と話していました。
茨城県から来た19歳の予備校生の女性は「今月の地震はすごく揺れ、試験でも揺れたらどうしようと少し不安でした。予備校の授業もオンラインで大変でしたが、大学では部活も楽しみたいので持てる力を出し切りたい」と話していました。
文部科学省によりますと、2次試験の志願者数は前期、中期、後期、合わせて42万5415人で、志願倍率の平均は、
▽国立大学が3.8倍
▽公立大学が5.9倍
▽全体では4.3倍と、
いずれも去年より0.1ポイント減りましたが、ほぼ同じ水準となっています。
ことしは感染拡大に伴う変更も相次ぎ、横浜国立大学と宇都宮大学、それに信州大学の2つの学部では個別の試験を中止し、共通テストの結果などで合否を判定するとしています。
また、今月13日の福島県沖を震源とする地震で会場を変更した大学があるなど、一部で影響が出ています。
2次試験の前期日程の合格発表は、
▽公立大学が来月3日から
▽国立大学が来月6日から行われます。