栃木県足利市の
山火事は25
日で
発生から4
日がたちますが、
延焼が
続いています。
鎮火の
見通しは
立っていないということで、
市は25
日午前、
新たに
市内の30
世帯に
避難勧告を
出しました。
栃木県によりますと、
今月21
日に
足利市西宮町で
発生した
山火事は
延焼が
続いていて、24
日午後5
時半の
時点で
およそ76.5ヘクタールが
焼けさらに
燃え広がっているということです。
25日は、午前7時前から自衛隊がヘリコプターを使った消火活動を続けています。
また、消防も地上からの放水活動を行っています。
足利市は住宅地への延焼のおそれがあるとして、24日までに市内の177世帯に避難勧告を出しましたが、25日午前7時半に対象を拡大し、新たに市内の大岩町の30世帯に避難勧告を出しました。
これで避難勧告が出されているのは合わせて207世帯となりました。
市内の3か所に設けられた避難所には、25日午前8時の時点で合わせて9世帯15人が避難しているということです。
また東日本高速道路によりますと、現場近くを走る北関東自動車道は昨夜から一部区間で通行止めとなっています。
市によりますとこれまでに火事によるけが人はいませんが、山中にある木造の神社の建物が全焼し、鎮火の見通しは立っていないということです。