일본어 뉴스: 新型コロナ医療現場は大みそかも懸命の治療病床はほぼ満床

新型しんがたコロナ医療いりょう現場げんばは大おおみそかも懸命けんめいの治療ちりょう病床びょうしょうはほぼ満まん床ゆか

Dec 31, 2020 18:12 3

Furigana

年末ねんまつになっても新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいに歯止はどめが掛かからず、入院にゅういん患者かんじゃが増ふえ続つづけている医療いりょうの現場げんば。大おおみそかの31日にちも、病床びょうしょうがひっ迫ひっぱくする中なかで懸命けんめいの治療ちりょうが続つづいています。東京とうきょう・三鷹みたか市しの杏林きょうりん大学だいがく病院びょういんでは、主おもに入院にゅういんが必要ひつような中等ちゅうとう症しょうや重症じゅうしょうの患者かんじゃの治療ちりょうにあたっていて、年末ねんまつの31日にちも、新あらたな患者かんじゃが運び込はこびこまれています。

コロナの患者かんじゃを受け入うけいれる病床びょうしょうは先月せんげつ以降いこう、ほぼ満まん床ゆかの状態じょうたいが続つづいていて、年末ねんまつ年始ねんしの期間きかん中ちゅうも新型しんがたコロナ専門せんもんの診療しんりょうチームが対応たいおうにあたっています。

病棟びょうとうでは医師いしや看護かんご師しが入院にゅういんする患者かんじゃに対にたいし「体調たいちょうの変化へんかはないですか」などと声こえを掛かけながら健康けんこう状態じょうたいを確認かくにんし、治療ちりょうにあたっていました。

特とくに、大おおみそかと元日がんじつは、診療しんりょうを行おこなう医療いりょう機関きかんが減へることも予想よそうされるため、病院びょういんでは救急きゅうきゅう対応たいおうが必要ひつような患者かんじゃやこれまで診療しんりょう所しょなどを受診じゅしんしていた軽症けいしょうの患者かんじゃなどが集中しゅうちゅうするおそれもあると警戒けいかいを強つよめています。

杏林きょうりん大学だいがく病院びょういん感染かんせん症しょう科かの倉井くらい大輔だいすけ診療しんりょう科か長ちょうは「もともと冬場ふゆばは心筋しんきん梗塞こうそくや脳のう梗塞こうそくも多おおく、そういう患者かんじゃさんに加くわえてコロナにも対応たいおうしなければならないのは非常ひじょうに大変たいへんだ。ずっと災害さいがいのような状態じょうたいが続つづいていて、体制たいせいを維持いじするのが非常ひじょうに厳きびしい。今後こんご、患者かんじゃが増ふえれば再ふたたび通常つうじょう診療しんりょうを制限せいげんせざるをえなくなるので、皆みなさんの協力きょうりょくで何なんとか感染かんせんがおさまってほしい」と話はなしています。