Japanese News: 後藤厚労相「オミクロン株」水際対策の強化に理解求める

後藤ごとう厚あつし労相ろうしょう「オミクロン株かぶ」水際みずぎわ対策たいさくの強化きょうかに理解りかい求もとめる

Dec 5, 2021 11:12

Furigana

新型しんがたコロナの新あらたな変異へんいウイルス「オミクロン株かぶ」について、後藤ごとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、NHKの「日曜にちよう討論とうろん」で、感染かんせんした場合ばあいに重症じゅうしょう化かしやすいかどうかなどまだ十分じゅうぶんな情報じょうほうが得えられていないとしたうえで、海外かいがいからの侵入しんにゅうを防ふせぐための水際みずぎわ対策たいさくの強化きょうかに理解りかいを求もとめました。

この中なかで後藤ごとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは「オミクロン株かぶ」について、「国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょではいまだ実験じっけん的てきな評価ひょうかはなく、疫学えきがく的てきな評価ひょうかを行おこなうほどの情報じょうほうもない」と述のべました。

そのうえで、「不透明ふとうめいな中なかで、まずは水際みずぎわで外国がいこくから入はいってくるのを抑おさえるということで、水際みずぎわ対策たいさくの強化きょうかに取り組とりくんでいる」と述のべ、理解りかいを求もとめました。

また、今後こんごの社会しゃかい経済けいざい活動かつどうについても、「いま早急そうきゅうにどうするか言いえる状況じょうきょうではない」と述のべました。

一方いっぽう、後藤ごとう大臣だいじんは、ワクチンの3回かい目めの接種せっしゅについて、「今後こんごの感染かんせん状況じょうきょうの変化へんかや自治体じちたいの準備じゅんび状況じょうきょう、ワクチンの供給きょうきゅう力りょくを踏ふまえ、必要ひつようがあれば8か月かげつ後ごの接種せっしゅの原則げんそくを前倒まえだおしすることも検討けんとうする」と述のべました。