新型コロナワクチンの3
回目の
接種をめぐり、
堀内担当大臣は、モデルナの
配分割合が
増えるため、2
回目までにファイザーを
接種した
人がモデルナを
接種する
ケースが
多くなるとしたうえで、
同じ種類を
接種する
場合と
安全性や
有効性にかわりはないとして、
接種の
検討を
呼びかけました。
今月から始まった3回目のワクチン接種について、堀内担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、ファイザーとモデルナのワクチンを合わせて十分な量を自治体に配分する考えを重ねて示しました。
そのうえで、ファイザーとモデルナのワクチンについて、2回目までに接種した人の比率は5対1とファイザーが多いにもかかわらず、3回目で配分する割合が6対4程度の見通しとなっているため、ファイザーを接種した人が3回目の接種ではモデルナを接種するケースが多くなるという認識を示しました。
そして「どちらも同じ作り方のワクチンであり、交互接種した場合の効果は、同じ種類を接種した場合と同様の有効性や安全性が報告されている。3回目の接種を希望する人は、モデルナも検討していただきたい」と述べました。
さらに堀内大臣は、モデルナは、ワクチンの量を半分にして接種する前提で薬事承認の手続きを進めていることから、副反応が少なくなる可能性もあるという見方を示しました。