新鮮な
魚を
使った
料理で
人気を
集め、
台風15
号の
影響で
営業できない
状態が
続いていた、
千葉県南房総市の
漁協直営の
食堂が
およそ20
日ぶりに
再開することになり、27
日、
準備作業が
行われました。
南房総市富浦町にある
漁協直営の
食堂「
おさかな
倶楽部」は
地元で
水揚げされた
新鮮な
魚などを
使った
料理で
人気を
集めていました。
この食堂は台風15号の暴風で自動ドアが故障したり、窓ガラスが割れたりしたため、およそ20日間にわたって営業のできない状態が続いていましたが、応急的な修復が行われ、28日から営業を再開することになり、27日は店のスタッフたちが集まって、片づけや仕込み作業などを行っていました。
一方で、店を運営している漁協の事務所が大きな被害を受けているほか、多くの漁船も破損して漁自体を再開できる見通しが立っていないことから、食材は周辺の地域から仕入れたうえで、メニューを減らして対応するということです。
「おさかな倶楽部」の高山由美子店長は「台風が来る前のような状態には戻れませんが、少しでもお客さんに来てもらうために準備ができて、うれしいです。立ち直って活性化につなげたいです」と話していました。