「
一国二制度」のもと
言論や
集会の
自由が
認められてきた
香港で、
反政府的な
動きを
取り締まる「
香港国家安全維持法」が
施行されてからまもなく5
年になります。
在被允许言论和集会自由的香港,即将在实施打击反政府活动的《香港国家安全维护法》后迎来五周年。
これを前に中国共産党の高官が演説し、香港への統制を緩めない考えを示しました。
此前,中国共产党高官发表讲话,表示不会放松对香港的管控。
香港では2019年に起きた民主化を求める大規模な抗議活動を受けて、翌年、中国政府の主導で反政府的な動きを取り締まる「香港国家安全維持法」が施行されました。
2019年,香港爆发了大规模要求民主化的抗议活动,随后一年,在中国政府的主导下,旨在打击反政府行为的《香港国家安全维护法》得以实施。
法律の施行から今月30日で5年となるのを前に、中国共産党で香港政策を担当する「香港マカオ事務弁公室」のトップ、夏宝竜主任は21日、香港で演説し、国家安全維持法によって香港の社会は安定を取り戻したとして、成果を強調しました。
在本月30日即将迎来法律实施五周年之际,负责香港政策的中国共产党“香港澳门事务办公室”主任夏宝龙于21日在香港发表演讲,强调由于《维护国家安全法》的实施,香港社会恢复了稳定,并突出其成效。
一方で「さまざまな対抗手段が次々とあらわれ、外部の敵対勢力による香港への干渉は止まっておらず、闘いは終わっていない」と述べ、香港への統制を緩めない考えを示しました。
另一方面,他表示“各种对抗手段接连出现,外部敌对势力对香港的干涉并未停止,斗争尚未结束”,表明不会放松对香港的管控。
香港では国家安全維持法の施行後、民主派の政治家や活動家が相次いで逮捕されたほか、ネット上の書き込みなどが政府への憎悪をあおったとして罪に問われるケースも相次いでいます。
在香港《维护国家安全法》实施后,民主派政治家和活动人士相继被逮捕,此外,网络上的发言等也因被指煽动对政府的仇恨而屡屡被追究刑事责任。
今月には中国政府が香港に設置した治安機関「国家安全維持公署」が、香港の警察と合同捜査を行ったことが初めて明らかになり、市民の間では中国のさらなる介入に警戒感が強まっています。
本月,中国政府在香港设立的治安机构“国家安全维护公署”首次被披露与香港警方联合展开调查,市民之间对中国进一步干预的警惕感正在增强。