プロ野球オールスター
ゲームの
第2
戦が
東日本大震災から10
年となる
仙台市で
開催され、オール・パシフィックが
地元・
楽天の
選手の
活躍でオール・セントラルに4
対3で
競り勝ちました。
オールスターゲームの第2戦は東日本大震災から10年となる仙台市の楽天生命パーク宮城で行われました。
試合はオール・セントラルが2回、阪神のルーキー佐藤輝明選手がオリックス・宮城大弥投手から先制のソロホームランを打ちました。
その裏、オール・パシフィックはオリックス・杉本裕太郎選手がソロホームランを打ってすぐに追いつき、3回には地元・楽天の島内宏明選手が2点タイムリーを打って3対1と勝ち越しました。
このあと同点となりますが、8回に島内選手が2本目となるタイムリーヒットを打ちオール・パシフィックが4対3で競り勝ちました。
MVPには島内選手が選ばれました。
またこの試合のイニングの
合間には
選手と
観客が
震災からの
復興への
思いや
感謝などを
記した
メッセージカードを
掲げるイベントが
行われました。
MVPの楽天 島内「この場所でヒーローになれてよかった」
オールスター
ゲーム第2
戦のMVPに
選ばれた
楽天の
島内宏明選手は「
初めてのオールスターで
緊張したが、
パ・リーグの
雰囲気がよかったので
また出場したいなと
思う」と
話していました。
そして東日本大震災から10年となる仙台での開催について「震災から10年がたって僕もプロ10年目。この場所でヒーローになれてよかった。またみんなの力でプロ野球を盛り上げていきたいと思う」と話していました。
敢闘賞の阪神 佐藤「祖父母も来ていたので頑張れた」
第2
戦の
敢闘賞に
選ばれた
阪神の
佐藤輝明選手は、
宮城に
住む祖父母が
応援に
駆けつけていたことを
明かしたうえで「
たくさんの
方に
応援してもらえているので、
その期待に
応える一心でプレーした。
目標としていたホームランが
打ててすごくうれしい」と
喜びを
語りました。
そして「小さいころに何試合かプロ野球を見に来たことがある球場で、きょうは祖父母も来ていたので頑張れたし、改めて野球はおもしろいなと思った」と話していました。