일본어 뉴스: 「東京などの人出を5割減に」分科会が強い対策を求める提言案

「東京とうきょうなどの人出ひとでを5割わり減げんに」分科ぶんか会かいが強つよい対策たいさくを求もとめる提言ていげん案あん

Aug 12, 2021 11:08

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが爆発ばくはつ的てきに増加ぞうかし、医療いりょうのひっ迫ひっぱくが深刻しんこく化かしている現在げんざいの危機きき的てきな状況じょうきょうを回避かいひする必要ひつようがあるとして、政府せいふの分科ぶんか会かいはこの2週間しゅうかん、集中しゅうちゅう的てきに対策たいさくを強化きょうかし、東京とうきょう都となどで人出ひとでを今回こんかいの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされる直前ちょくぜんの7月つき前半ぜんはんに比くらべて5割わり減へらすことなど、強つよい対策たいさくを求もとめる提言ていげんの案あんを示しめしました。

新型しんがたコロナ対策たいさくにあたる政府せいふの分科ぶんか会かいは、12日にち、持ち回もちまわりで会合かいごうを開ひらき、期間きかん限定げんていで対策たいさくのさらなる強化きょうかを求もとめる提言ていげんの案あんを示しめしました。

この中なかでは、現在げんざいの状況じょうきょうについて、東京とうきょう都となどでは緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんにもかかわらず人ひとと人ひととの接触せっしょくが減へらずに感染かんせんが爆発ばくはつ的てきに増加ぞうかして重症じゅうしょう者しゃも増ふえていて、通常つうじょうの医療いりょうを犠牲ぎせいにしながら増ふやしてきた病床びょうしょうが急速きゅうそくに埋うまり入院にゅういん調整ちょうせいも極きわめて困難こんなんになってきているとして「救すくえる命いのちが救すくえなくなるような状況じょうきょうになり始はじめている」と指摘してきしています。

そして、感染かんせんの急激きゅうげきな拡大かくだいに歯止はどめをかけるため、今後こんご2週間しゅうかんで集中しゅうちゅう的てきに対策たいさくをさらに強化きょうかし、たとえば東京とうきょう都とでは今回こんかいの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされる前まえの7月つき前半ぜんはんに比くらべて昼夜ちゅうやを問とわず人出ひとでをおよそ5割わり削減さくげんする必要ひつようがあるとしています。

具体ぐたい的てきな対策たいさくとして緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされている地域ちいきでは、▼買い物かいものなどの外出がいしゅつ機会きかいを半減はんげんさせ、▼感染かんせんリスクが高たかいとされる百貨店ひゃっかてんの地下ちかの食料しょくりょう品ひん売り場うりばやショッピングモールなどの人出ひとでを強力きょうりょくに抑おさえること、▼テレワークをさらに強化きょうかすること、▼外出がいしゅつをなるべくせず、県けんを越こえる移動いどうは控ひかえることなどを求もとめています。

案あんでは、今いまの状況じょうきょうを「災害さいがい医療いりょう」と捉とらえて国くにや自治体じちたいに対にたいして医療いりょう体制たいせいを強化きょうかするよう求もとめていて、▼これまでコロナ対応たいおうに関かかわってこなかった医療いりょう機関きかんに協力きょうりょくを求もとめることや▼学校がっこうや職場しょくばなどで体調たいちょうが少すこしでも悪わるい場合ばあいは簡単かんたんに検査けんさを受うけられるよう促うながすこと、▼入院にゅういん調整ちょうせいは保健所ほけんじょと都道とどう府県ふけんとの連携れんけいを強化きょうかして行おこなうことなどを求もとめています。