일본어 뉴스: モデルナ異物混入 “早急な原因究明と再発防止を” 厚生労働相

モデルナ異物いぶつ混入こんにゅう “早急そうきゅうな原因げんいん究明きゅうめいと再発さいはつ防止ぼうしを” 厚生こうせい労働ろうどう相しょう

Aug 27, 2021 11:08

Furigana

モデルナの新型しんがたコロナウイルスのワクチンの一部いちぶに異物いぶつが混入こんにゅうした問題もんだいで、田村たむら厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、現時点げんじてんで健康けんこう被害ひがいの報告ほうこくはないとしたうえで、モデルナや、国内こくないでの流通りゅうつうを手てがける武田たけだ薬品やくひん工業こうぎょうに、早急そうきゅうな原因げんいん究明きゅうめいと再発さいはつ防止ぼうしを求もとめる考かんがえを示しめしました。

モデルナのワクチンをめぐっては8月つき中旬ちゅうじゅん以降いこう、全国ぜんこく8か所かしょの接種せっしゅ会場かいじょうで、未み開封かいふうの容器ようきの一部いちぶに粒子りゅうし状じょうの金属きんぞくとみられる異物いぶつが混入こんにゅうしているのが見みつかり、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、同おなじ工程こうていで製造せいぞうされた163万まん回分かいぶんのワクチンの接種せっしゅを見合みあわせることを決きめました。

田村たむら厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで「異物いぶつ混入こんにゅうは、ワクチンを接種せっしゅする人ひとに心配しんぱいを与あたえるので、早急そうきゅうに原因げんいんを究明きゅうめいし、このようなことがないよう、モデルナと武田たけだ薬品やくひん工業こうぎょうに再発さいはつ防止ぼうしを対応たいおうしてもらわないといけない」と述のべました。

そして、医療いりょう関係かんけい者しゃによる目視もくしの確認かくにんで異物いぶつの混入こんにゅうが分わかれば、使用しようしない対応たいおうをとっているとしたうえで、現時点げんじてんで健康けんこう被害ひがいの報告ほうこくはないと説明せつめいしました。

また、今後こんごの供給きょうきゅうに影響えいきょうが出でないよう、ワクチン担当たんとうの河野こうの規制きせい改革かいかく担当たんとう大臣だいじんとともに対応たいおうを急いそぐ考かんがえを示しめしました。

一方いっぽう、田村たむら大臣だいじんは、千葉ちば県けんで新型しんがたコロナに感染かんせんした妊婦にんぷの入院にゅういん先さきが見みつからず、自宅じたくで出産しゅっさんして赤あかちゃんが亡なくなった問題もんだいへの対応たいおうとして、感染かんせんした妊婦にんぷの受け入うけいれや、分娩ぶんべんに対応たいおうした医療いりょう機関きかんへの診療しんりょう報酬ほうしゅうを引き上ひきあげる考かんがえを明あきらかにしました。