北朝鮮国防省は、
アメリカ軍のB1
爆撃機などが
参加し、
米韓両軍が
共同訓練を
行ったことなどを
非難する
広報室長の
談話を
出し、
核・ミサイル
開発を
進める姿勢を
改めて示しました。
22日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、「労働新聞」は、国防省の広報室長の談話を伝えました。
この中で20日、アメリカ軍のB1爆撃機や両軍の戦闘機などが参加して米韓が共同訓練を行ったことなどについて「トランプ政権の発足以降、わが国の安全環境を脅かすアメリカと追従勢力の軍事的な挑発行為がますます激しくなっている」と非難しました。
また、米韓両軍が3月に定例の合同軍事演習を強行しようとしているとして「地域の軍事的な緊張状態を極限まで追い込もうとしている」と主張しました。
その上で「核抑止力を中枢とするわが国の武力の戦争遂行能力の向上がなぜ正当で不可欠な選択であるかを明確に示している」として、核・ミサイル開発を進める姿勢を改めて示しました。