ウクライナのクブラコフ
元副首相は、NHKの
取材に対し、ウクライナの
鉱物資源の
権益をめぐる
アメリカとの
協議について「
戦略的なパートナーを
得る絶好の
機会だ」と
述べ、アメリカが
資源開発に
関わることで
安全保障を
含めた
両国の
関係が
進展することに
期待を
示しました。
ウクライナで副首相兼インフラ相などを務めたクブラコフ氏は21日、首都キーウでNHKの取材に応じ、ウクライナのレアアースを含めた鉱物資源の権益をめぐるアメリカ トランプ政権との協議について「資源開発には多額の投資が必要で、アメリカとの協議は戦略的なパートナーを得る絶好の機会だ」と強調しました。
そのうえで「長期にわたる大規模なプロジェクトでアメリカ側が現地にいることは投資の確保にもつながる。さらにほかの分野でも進展することを願う」と述べ、アメリカが資源開発に関わることで安全保障を含めた両国の関係が進展することに期待を示しました。
一方、停戦に向けた関係国の協議が進む可能性がある中で、日本との協力について、クブラコフ氏は「エネルギー分野が最も重要だ」と述べ、ロシア軍による攻撃で影響を受けたインフラ施設の復旧などで、日本の企業にもビジネスの機会がないか探ってほしいと呼びかけました。