Báo tiếng Nhật: 楽天田中 8年ぶりに日本公式戦登板 5回3失点で負け投手に

楽天らくてん田中たなか 8年ねんぶりに日本にっぽん公式こうしき戦せん登板とうばん 5回かい3失点しってんで負まけ投手とうしゅに

Apr 17, 2021 20:04 2

Furigana

大リーグだいり-ぐからプロ野球やきゅう・楽天らくてんに復帰ふっきした田中たなか将すすむ大だい投手とうしゅが17日にち、8年ねんぶりに日本にっぽんの公式こうしき戦せんで登板とうばんしましたが、5回かい3失点しってんで負まけ投手とうしゅになりました。

田中たなか投手とうしゅは先月せんげつ下旬げじゅんに痛いためた右足みぎあしふくらはぎのけがから回復かいふくし、17日にち、東京ドームとうきょうど-むで行おこなわれた日本ハムにほんはむ戦せんに先発せんぱつで今こんシーズン初はつ登板とうばんしました。

立ち上たちあがりの1回かいは2アウトからフォアボールを出だし、4番ばん・中田なかた翔しょう選手せんしゅに先制せんせいの1号ごうツーランを打うたれました。

田中たなか投手とうしゅは2回かいにも7番ばんの石井いしい一成いっせい選手せんしゅに1号ごうソロを打うたれて3点てん目めを失うしないましたが、このあとは鋭するどく変化へんかするスライダーやスプリットを中心ちゅうしんとした配はい球だまに切り替きりかえて立て直たてなおしました。

田中たなか投手とうしゅはこの試合しあい、5回かいで75球きゅうを投なげてヒット4本ほん、3失点しってん、奪うばった三振さんしんは5つでした。

試合しあいは楽天らくてんが1対たい4で敗やぶれて、田中たなか投手とうしゅが負まけ投手とうしゅとなり、シーズンをまたいだ連勝れんしょうのプロ野球やきゅう記録きろくは28で止とまりました。

また田中たなか投手とうしゅのプロ野球やきゅうの公式こうしき戦せん登板とうばんは、大リーグだいり-ぐ移籍いせき前まえ、楽天らくてんを初はつの日本一にっぽんいちに導みちびいた平成へいせい25年ねん以来いらい8年ねんぶりで、田中たなか投手とうしゅがマウンドに立たつと、新型しんがたコロナウイルス対策たいさくとして制限せいげんされた観客かんきゃく数すうの上限じょうげんに近ちかい、およそ1万まん人にんから大おおきな拍手はくしゅがおくられました。

田中たなか「もったいない失点しってんのしかただった」

楽天らくてんの田中たなか将すすむ大だい投手とうしゅは5回かい3失点しってんで負まけ投手とうしゅとなった復帰ふっき後ご初はつ登板とうばんを振り返ふりかえり「先制せんせい点てんはフォアボールからのホームラン。2回かいも味方みかたが1点てんを返かえしてくれて『さぁいくぞ』というときに、最初さいしょのバッターにホームランを打うたれてしまってもったいない失点しってんのしかただった」と2本ほんのホームランを悔くやみました。

いずれも高たかめに浮ういたストレートを打うたれましたが、17日にちの調子ちょうしについて「特とくにストレートが、試合しあいを通をとおして全然ぜんぜん、コントロールできなかった」と反省はんせいしきりでした。

それでも8年ねんぶりにプロ野球やきゅうの公式こうしき戦せんに登板とうばんしたことについては「新型しんがたコロナの影響えいきょうもあって以前いぜんの球場きゅうじょうの雰囲気ふんいき、姿すがたはまだ戻もどらないが、ファンの方々かたがたの前まえでプレーできる喜よろこびを感かんじた。声援せいえんもありがたかった」と振り返ふりかえっていました。

そして本拠地ほんきょち・仙台せんだいでの登板とうばんが予想よそうされる次回じかいの先発せんぱつに向むけては「しっかりと自分じぶんの投球とうきゅうを見返みかえしてどう調整ちょうせいしてどういう姿すがたでマウンドに上あがるかという準備じゅんびがいちばん大事だいじだと思おもう。いい状態じょうたいで本拠地ほんきょちのマウンドに上あがりたい」と気持きもちを切り替きりかえていました。

石井いしい監督かんとく「次回じかいの登板とうばんまでにしっかり調整ちょうせいしてくれると思おもう」

楽天らくてんの石井いしい一久かずひさ監督かんとくは、田中たなか将すすむ大だい投手とうしゅのピッチングについて「そこまで悪わるいとは思おもわないが、初はつ登板とうばんということもあるし、実戦じっせんから離はなれていたこともあってストレートの精度せいどがもう一ひとつで若干じゃっかんボールが高たかかった」と振り返ふりかえりました。

5回かい、75球きゅうでの降板こうばんについては、球たま数すうのめどを80球きゅうにしていたことを明あかし「最初さいしょの一いち歩ほを踏み出ふみだせたので、これから中ちゅう6日にちのペースで球たま数すうも増ふやしていく。次回じかいの登板とうばんまでにしっかり調整ちょうせいしてくれると思おもう」と信頼しんらいを寄よせていました。

日本ハムにほんはむ中田なかた「久ひさしぶりの感触かんしょくだった」

日本ハムにほんはむの中田なかた選手せんしゅは楽天らくてんの田中たなか投手とうしゅから打うった今こんシーズンの初はつホームランが決勝けっしょう打だになったことについて「久ひさしぶりの感触かんしょくだった。なかなか状態じょうたいが上あがっていない中なかで自分じぶんとチームにとって大おおきな1本ほんだった。相手あいてはすごいピッチャーだったので、小しょう細工ざいくをしても通用つうようしないので、本当ほんとうに自分じぶんのスイングをしたいと思おもっていた」と振り返ふりかえっていました。