日本新聞: JR東日本時間帯で運賃変えるなど検討へコロナ影響で利用者減

JR東日本ひがしにっぽん時間じかん帯たいで運賃うんちん変かえるなど検討けんとうへコロナ影響えいきょうで利用りよう者しゃ減げん

Jul 7, 2020 18:07

Furigana

JR東日本ひがしにっぽんの深澤ふかざわ祐二ゆうじ社長しゃちょうは、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで先月せんげつ（6月つき）、新幹線しんかんせんと在来ざいらい線せんの特急とっきゅう列車れっしゃの利用りよう者しゃが1年ねん前まえと比くらべて、70％余あまり減へったことを明あきらかにしたうえで、時間じかん帯たいに応おうじて運賃うんちんを変かえることを含ふくめて、幅広はばひろく対策たいさくを検討けんとうする考かんがえを示しめしました。

JR東日本ひがしにっぽんによりますと、感染かんせん拡大かくだいによる移動いどうの自粛じしゅくなどの影響えいきょうで、先月せんげつの鉄道てつどうの利用りよう者しゃは去年きょねんの同おなじ月つきと比くらべて新幹線しんかんせんで72％、在来ざいらい線せんの特急とっきゅう列車れっしゃで73％の大幅おおはばな減少げんしょうとなりました。

この結果けっか、定期ていき券けんの購入こうにゅうを除のぞいた先月せんげつの鉄道てつどう事業じぎょうの収入しゅうにゅうは640億おく円えん減へったと見みられています。

これについて、JR東日本ひがしにっぽんの深澤ふかざわ社長しゃちょうは「4月つき、5月つきに比くらべると、持ち直もちなおしたが、いまだに利用りよう者しゃが少すくない状況じょうきょうが続つづいている。長期ちょうきにわたって、このような状況じょうきょうが続つづくことに対にたいして、対策たいさくを考かんがえていかないといけない」と述のべました。

そのうえで「ピークを分散ぶんさんさせるような柔軟じゅうなんな運賃うんちん体系たいけいも考かんがえられるし、テレワークの普及ふきゅうで会社かいしゃに行いく回数かいすうが減へると、定期ていき券けんの位置いちづけも考かんがえていかないといけない。これまでなかった考え方かんがえかたが出でてきているので、われわれも生き残いきのこるためのコストをどうするか、考かんがえていきたい」と述のべ、時間じかん帯たいに応おうじて運賃うんちんを変かえることを含ふくめて、幅広はばひろく対策たいさくを検討けんとうする考かんがえを示しめしました。