新型コロナウイルスの
新たな
感染の
確認が
相次ぐ中、
西村経済再生担当大臣は
記者会見で、
接待を
伴う飲食店や
酒類を
提供する
飲食店への
対策を
強化するため、
十分な
感染対策を
取らずに
感染者が
発生した
場合は、
感染症法に
基づき
店舗名を
公表することも
検討する
考えを
示しました。
この中で
西村経済再生担当大臣は、
新型コロナウイルスの
新たな
感染の
確認が
各地で
相次いでいることについて「
全国の
新規感染者数が
過去最高水準となっており、
非常に
強い危機感を
持っている。
感染拡大を
強く
警戒すべき
状況に
ある」と
述べました。
そして、西村大臣は24日、東京や大阪など8都府県の知事と電話で個別に会談し、病床や軽症者などのためのホテルの確保に向け連携を強化していくことで一致したことを明らかにしたうえで「各都道府県の重症者数や入院者数、60代以上の感染者数をしっかりと見ながら、国民の皆さんの命を守ることに全力を挙げていきたい」と述べました。
また西村大臣は、各知事とクラスターの発生状況についても意見を交わし、
▽バーやクラブなど接待を伴う飲食店
▽飲み会や会食
▽職場
▽学生の合宿など、大きく4つのケースに分けられるとして、積極的な対策を取っていくことで一致したことも明らかにしました。
そして、具体的な対策として西村大臣は接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店に対し、ガイドラインの順守の徹底を図ったうえで、いずれも感染症法に基づき、
十分な感染対策を取らずに感染者が発生した場合は店舗名を公表することも検討し、PCR検査に協力的でない店舗に対し積極的なPCR検査を求めていく方針を示しました。
さらに西村大臣は、今の状況が感染拡大の第2波にあたるかどうかについて「今回、かなり大きな流行になってきている。ただ全体の数字だけ見るのではなく、PCR検査を増やし2次感染などを防いでいる面がある。そうした部分もしっかりと評価しなければならない」と述べました。