業績が
低迷している
三菱自動車工業は、
立て直しに
向けて
国内の
生産体制を
見直し、
岐阜県にある
子会社、「
パジェロ製造」の
工場での
生産を
来年6
月末までに
停止し、
その後、
閉鎖することを
決めました。
この工場は
三菱自動車の
国内3
か所の
生産拠点の1つで、
国内生産の
およそ1
割を
占めていますが、
最近は
稼働率が
下がっていました。
およそ1000
人の
従業員は
原則として
配置転換などで
雇用を
維持したい
考えです。
また、ことし4
月から6
月までの3
か月間の
決算は、
新型コロナウイルスの
感染拡大の
影響で
自動車の
販売が
世界的に
落ち込んだため、
売り上げが
前の
年の
同じ時期と
比べて57%
少ない2295
億円となりました。
さらに、生産設備などの帳簿上の価格を見直し、多額の損失を計上したことから、最終的な損益は前の年の黒字から一転して1761億円の赤字となりました。