Actualités japonaises: 韓国ムン大統領「徴用」をめぐる問題などの演説内容注目

韓国かんこくムン大統領だいとうりょう「徴用ちょうよう」をめぐる問題もんだいなどの演説えんぜつ内容ないよう注目ちゅうもく

Aug 15, 2020 07:08

Furigana

韓国かんこくでは、日本にっぽんの植民しょくみん地ち支配しはいから解放かいほうされて75年ねんとなる15日にち、ムン・ジェイン（文ぶん在ざい寅とら）大統領だいとうりょうが演説えんぜつを行おこないます。太平洋たいへいよう戦争せんそう中ちゅうの「徴用ちょうよう」をめぐる問題もんだいなどで日にち韓かん関係かんけいが悪化あっかする中なか、どのようなメッセージを打ち出うちだすのかが焦点しょうてんとなっています。韓国かんこくでは、朝鮮ちょうせん半島はんとうが日本にっぽんの植民しょくみん地ち支配しはいから解放かいほうされた8月つき15日にちは「光ひかり復ふく節ぶし」と呼よばれる祝日しゅくじつで、ムン・ジェイン大統領だいとうりょうは、15日にち午前ごぜん10時じからソウルで開ひらかれる式典しきてんで演説えんぜつを行おこなう予定よていです。

ムン大統領だいとうりょうは1年ねん前まえの演説えんぜつで、「日本にっぽんが対話たいわと協力きょうりょくの道みちに出でてくるならば、われわれは喜よろこんで手てを握にぎるだろう」と述のべ、話し合はなしあいによる懸案けんあんの解決かいけつを呼よびかけました。

しかし、日にち韓かんの間までは、太平洋たいへいよう戦争せんそう中ちゅうの「徴用ちょうよう」をめぐる問題もんだいで、韓国かんこくの裁判所さいばんしょが日本にっぽん企業きぎょうの資産しさんの差し押さしおさえを命めいじ、「現金げんきん化か」に向むけた手続てつづきに入はいる見通みとおしです。

ムン政権せいけんは、司法しほう判断はんだんを尊重そんちょうするとして、日本にっぽん側がわが受け入うけいれられる解決かいけつ策さくを示しめす姿勢しせいを見みせておらず、日本にっぽん企業きぎょうに実害じつがいが及およぶことになれば、日にち韓かん関係かんけいが根底こんていから揺ゆらぎかねないと懸念けねんされています。

また、ムン政権せいけんは、韓国かんこく向むけの輸出ゆしゅつ管理かんりを厳きびしくした日本にっぽん政府せいふの措置そちに対にたいし、ＷＴＯだぶりゅ-てぃ-お-＝世界せかい貿易ぼうえき機関きかんに提訴ていそしたほか、日にち韓かんの軍事ぐんじ情報じょうほう包括ほうかつ保護ほご協定きょうてい＝ＧＳＯＭＩＡについても、「いつでも破棄はきできる」という立場たちばを変かえていません。