일본어 뉴스: 父親にも“産後うつ”のリスク厚労省が実態調査へ

父親ちちおやにも“産後さんごうつ”のリスク厚あつ労ろう省しょうが実態じったい調査ちょうさへ

Aug 16, 2020 05:08

Furigana

育児いくじへの参加さんかをめぐり、仕事しごととの両立りょうりつへの不安ふあんなどから父親ちちおやにも「産後さんごのうつ」になるリスクがあるとして、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは実態じったい調査ちょうさを行おこない支援しえん策さくを検討けんとうすることになりました。「産後さんごのうつ」は、母親ははおやが体調たいちょうや生活せいかつリズムが大おおきく変化へんかすることなどでかかることが知しられていますが、男性だんせいの育児いくじ参加さんかが進すすむ中なか、仕事しごととの両立りょうりつへの不安ふあんなどから、父親ちちおやもかかるリスクがあると指摘してきされています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、父親ちちおやの「産後さんごのうつ」の実態じったいを調しらべ支援しえん策さくを検討けんとうするため、母子ぼし保健ほけんの専門せんもん家かや精神せいしん科か医いなどでつくる研究けんきゅう班はんを新あらたに設置せっちしました。

研究けんきゅう班はんでは父親ちちおやの健康けんこうや生活せいかつ実態じったいに関にかんするデータを解析かいせきするとともに、自治体じちたいや企業きぎょうが父親ちちおやの育児いくじをどの程度ていど支援しえんしているかなどを調査ちょうさすることにしています。

研究けんきゅう班はんの代表だいひょうを務つとめる国立こくりつ成育せいいく医療いりょう研究けんきゅうセンターの竹原たけはら健二けんじ室長しつちょうは「父親ちちおやの育児いくじ参加さんかが推奨すいしょうされる一方いっぽう、働はたらき方かたは変かわらず、父親ちちおやの負荷ふかが増ふえている。夫婦ふうふのどちらかが不調ふちょうになると、もう一方いっぽうも不調ふちょうに陥おちいる可能かのう性せいが高たかくなるという研究けんきゅう結果けっかもあり、父親ちちおやへの支援しえんも必要ひつようだ」と話はなしています。