日本の
貨物船が
インド洋の
島国モーリシャスの
沖合で
座礁し、
大量の
油が
流出している
問題で、
油だけを
吸い取る特殊な
繊維を
使った
吸着材が
日本の
企業から
現地に
送られることになりました。
東京・大田区の繊維メーカー「エム・テックス」は、油だけを吸い取ることができる、特殊な繊維の製造で特許を持っていてこの繊維を使った吸着材を生産しています。
吸着材は、去年8月の佐賀豪雨で佐賀県大町町の鉄工所から油が流出した事故でも復旧作業に使われていて、今回は1200リットル分の油を吸い取れる量を支援物資として送ることになりました。
19日、派遣される国際緊急援助隊の専門家チームの第2陣が現地に届けることになっています。
エム・テックスの竹ノ下友基部長は、「事故が起きたあと、何かできないかという思いがあった。美しい環境で、今回の事故が起き、現地の方々は大変な苦労をされていて、メイドインジャパンの技術を役立ててほしい」と話していました。