「大阪・関西万博」の実施主体の博覧会協会は、全国から応募のあった5894の作品のうち、5点を最終候補として選考を進めました。
その結果、大阪 浪速区のデザイン事務所の6人のグループが手がけた作品を公式ロゴマークに選びました。
作品は細胞をイメージした10余りの赤い球体が弾むように輪の形に連なっているデザインで、アルファベットの大阪の頭文字、「O」と読み取ることもできます。
命の輝きが表現されており、今回の万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」とも通じているということです。
また、大阪らしいユニークさや存在感があることも評価されました。
グループを代表して会見に出席したアートディレクターのシマダタモツさんは「びっくりしています。小さいころに見た太陽の塔が衝撃的でオリジナリティーのある作品を作りたいと思っていました。これから5年間、万博の顔になることが最高にうれしいです」と話しました。
博覧会協会の石毛博行事務総長は「将来への期待を抱かせるロゴマークで、魅力ある万博につなげていきたい」と述べました。