福岡市の
商業施設で21
歳の
女性が
殺害された
事件で、
逮捕された
少年が、
事件が
起きたトイレに
向かう女性のあとを
追う姿が
防犯カメラに
映っていたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は、
その後、
少年が
女性を
刃物で
刺したとみて
捜査しています。28
日、
福岡市中央区の
商業施設、「MARK IS
福岡ももち」の1
階にある
女子トイレで、
福岡市南区の
アルバイト、
吉松弥里さん(21)が
刃物で
刺されて
殺害され、
警察はトイレの
近くの1
階のフロアで、
血のついた
刃物を
持っていた
自称、
無職の15
歳の
少年を
銃刀法違反の
疑いで
逮捕しました。
警察によりますと、吉松さんの死因は出血性ショック死で、捜査関係者によりますと、首や背中、胸などを何度も刺され致命傷になったとみられるということです。
また、少年から押収した刃物は刃渡り18センチ余りの包丁で、警察の調べに対し、少年が、吉松さんを包丁で刺したことを認める供述をしていることが分かっています。
さらに、警察が、事件が起きた1階のトイレ周辺の防犯カメラの映像を分析した結果、トイレに向かう吉松さんのあとを少年が追う姿が映っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、その後、トイレに入った吉松さんを、多くの傷が残されていた背中などを中心に少年が包丁で刺したとみて、詳しい状況を捜査しています。