安倍総理大臣の
後任を
選ぶ自民党総裁選挙をめぐり、
自民党の
神奈川県連は
地方の
党員の
意思を
反映させるべきだとして、
党本部に対し、
党員投票の
実施を
求める要請を
行いました。
要請が
受け入れらなかった
場合は、
県連として
独自に
党員や
党友を
対象にした
予備選挙を
行いたいとしています。
安倍総理大臣の
後任を
選ぶ自民党総裁選挙は、
党執行部が
党員投票を
省略して、
両院議員総会を
開いて
行う方向で
調整を
進めていて、9
月1
日に
日程などが
決まる見通しです。
これについて、自民党神奈川県連の土井隆典幹事長が31日に記者会見し、総裁の決め方について国民が注目しているとしたうえで、党本部に対して、党員による投票を加えた「公選」による総裁選挙の実施を求める要請を行ったことを明らかにしました。
また、要請が受け入れられず、両院議員総会での投票になった場合には、県連として独自に党員や党友を対象にした予備選挙を行い、各都道府県連に割り当てられる3票に反映させる考えを明らかにしました。
県連によりますと、予備選挙を行うことになった場合、対象となる党員と党友は合わせておよそ6万3000人で、郵送による投票になる見込みで、結果をどう反映させるかは今後、検討するとしています。
自民党神奈川県連の土井幹事長は「地方の声を聞かない手法はあってはならないと思うし、党員の気持ちを第一に考え、その思いに応えたい」と述べました。