Japanese News: 菅官房長官 3213回目の会見「次の政権でも危機管理万全期す」

菅かん官房かんぼう長官ちょうかん 3213回かい目めの会見かいけん「次つぎの政権せいけんでも危機きき管理かんり万全ばんぜん期きす」

Sep 14, 2020 12:09

Furigana

菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは、第だい2次じ安倍あべ政権せいけん発足ほっそく以来いらい、3213回かい目めの記者きしゃ会見かいけんに臨のぞみ、7年ねん8か月かげつにわたる在任ざいにん中ちゅう、危機きき管理かんりを最さい優先ゆうせん課題かだいとして取り組とりくんできたとしたうえで、次つぎの政権せいけんでも、安全あんぜん保障ほしょう上じょうの課題かだいや自然しぜん災害さいがい、テロ対策たいさくなどの危機きき管理かんりに万全ばんぜんを期きす必要ひつようがあると強調きょうちょうしました。自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょに立候補りっこうほしている菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは、14日にち午前ごぜん、第だい2次じ安倍あべ政権せいけん発足ほっそく以来いらい、定例ていれいと臨時りんじ、合あわせて3213回かい目めとなる記者きしゃ会見かいけんに臨のぞみました。

この中なかで、菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは「安倍あべ総理そうり大臣だいじんのもと、経済けいざいの再生さいせいや外交がいこう安全あんぜん保障ほしょうの再さい構築こうちく、全ぜん世代せだい型がた社会しゃかい保障ほしょうの実現じつげん、ことしに入はいってからは、新型しんがたコロナウイルス対策たいさくなどの重要じゅうよう課題かだいに取り組とりくんできた。毎日まいにち、新あたらしい課題かだいが発生はっせいし、緊張きんちょう感かんを持もって全力ぜんりょくで対応たいおうする必要ひつようがあった」と述のべました。

そして、「政府せいふの立場たちばや見解けんかいを正確せいかくに発信はっしんする貴重きちょうな機会きかいであり、しっかり準備じゅんびし、丁寧ていねいに、誠実せいじつに臨のぞんできた。すべての会見かいけんが一ひとつ一ひとつ、印象いんしょうに残のこる会見かいけんだ」と述のべました。

一方いっぽう、重視じゅうしした課題かだいについて「官房かんぼう長官ちょうかんとして、危機きき管理かんりをみずからの最さい優先ゆうせんの課題かだいとして、緊張きんちょう感かんを持もって取り組とりくんできた。一貫いっかんして重視じゅうししたのは、縦たて割わりを排はいして省庁しょうちょうの壁かべを乗り越のりこえ、政府せいふ一丸いちがんとなって取り組とりくむことだ」と述のべました。

そのうえで「国民こくみんの生命せいめいと平和へいわな暮くらしを守まもることは、政府せいふに課かされた重大じゅうだいな使命しめいであり、危機きき管理かんりに緊張きんちょう感かんを持もって万全ばんぜんを尽つくすのは当然とうぜんだ」と述のべ、次つぎの政権せいけんでも、安全あんぜん保障ほしょう上じょうの課題かだいや自然しぜん災害さいがい、テロ対策たいさくなどの危機きき管理かんりに万全ばんぜんを期きす必要ひつようがあると強調きょうちょうしました。

「令りょう和わ」発表はっぴょう「巡り合めぐりあわせや運命うんめいのようなものを感かんじた」

菅かん官房かんぼう長官ちょうかんは、みずからが、新しん元号げんごう「令りょう和わ」を発表はっぴょうしたことについて、「巡り合めぐりあわせや運命うんめいのようなものを感かんじた。『令りょう和わ』が始はじまり、新あたらしい時代じだいにふさわしい仕事しごとをしなければならないと思おもいながら、心こころ新あらたに、1つ1つの課題かだいに取り組とりくんできた」と述のべました。

そして記者きしゃ団だんから「政治せいじの師しである梶山かじやま静六せいろく・元もと官房かんぼう長官ちょうかんを超こえることができたか」と問とわれたのに対にたいし、「当選とうせん直後ちょくごに指導しどうを受うけ印象いんしょうに残のこっているのは、『政治せいじ家かの仕事しごとは、国民こくみんの食くいぶちを探さがすことだ。役人やくにんの説明せつめいをうのみにせずに、自分じぶんの頭あたまで考かんがえろ』という言葉ことばだ。まだまだ足たりないところばかりだが、謙虚けんきょに耳みみを傾かたむけながら政治せいじを行おこなっていきたい」と述のべました。