トヨタ自動車のことし
4月から
9月までの
中間決算は、
主力市場の
中国などアジアでの
販売が
好調だったことなどから、
売り上げは14
兆6000
億円余りと
過去最高を
更新しました。
トヨタ自動車が
発表したことし
4月から
9月までの
グループ全体の
中間決算によりますと、
売り上げは
前の
年の
同じ時期より3.4%
多い、14
兆6740
億円となり
中間決算としては
過去最高を
更新しました。
また、本業のもうけを示す営業利益は、15.1%増えて1兆2618億円となりました。
これは、主力市場の中国を含むアジアで販売が好調だったのをはじめ、日本市場では、販売台数は減ったものの、コストの削減が利益の拡大につながったことが主な要因です。
一方、北米市場は販売台数は増えたものの鉄鋼など原材料コストの上昇などの影響を受け、利益が減りました。
また、今年度1年間の業績の見通しを上方修正し、売り上げは29兆5000億円、最終的な利益は2兆3000億円と予想しています。
トヨタ自動車の小林耕士副社長は「国内生産300万台の維持は国内の人材育成にとっても大変重要でありこだわっていきたい」と述べました。