グーグルの「Gmail」は無料のEメールのサービスです。これを利用している人のアドレスやパスワードなど約500万件の情報が、誰でも見ることができるようになっていました。
ロシアのセキュリティー会社などによると、誰かがロシア語のウェブサイトにアドレスやパスワードなどの情報を出しました。ほとんどは「Gmail」の情報ですが、マイクロソフトの同じようなサービス「Hotmail」のアドレスなども出ていました。日本人の名前のようなアドレスもあります。
グーグルは、情報がグーグルから出ていないことや、利用できるアドレスとパスワードが約2%の10万件以下だったことを発表しました。そして、ほかの人に使われないように、パスワードはほかのサービスと同じにしないで、「Gmail」だけのパスワードに変えてほしいなどと言っています。