今から約170年前の1845年、北極海で約130人が乗ったイギリスの船が行方不明になりました。この船は北極海で新しい航路を探すため、イギリスからカナダの北の北極海を通って太平洋に行こうとしていました。
9日、カナダの政府は、カナダの北の方にあるキングウィリアム島の近くの海の底でこの船を見つけたと発表しました。ビデオで見ると、船はほとんど昔のままの形で残っています。海の底には、船の一部だと考えることができる木のかけらもたくさんありました。
北極海では最近、地球温暖化などで氷が少なくなったため新しい航路ができて、いろいろな国が利用しようとしています。約170年前にこの航路を探しに行った船に多くの人たちが興味を持っています。