パレスチナのガザ地区で、14日から学校が始まりました。イスラエルとハマスというイスラム教のグループの戦いが50日続いたため、予定より3週間遅れました。
約500人の女の子が通う小学校では、建物や庭がイスラエルの爆弾で壊れました。このため、残った建物で学校が始まりました。
教室では、子どもたちが久しぶりに先生や友達と会って喜んでいました。しかし、仲がよかった友達が亡くなったことを知って泣いている12歳の子もいました。この子は「カレンダーを見ながら学校が始まる日を待っていました。楽しい日になるはずだったのに、とても悲しいです」と話していました。