インドでは、デング熱という病気になった人が今までの5年で約6倍に増えています。デング熱はウイルスを持った蚊に刺されてうつります。このため、インドでは原因になる蚊が増えないようにしています。
首都のニューデリーでは、雨の水がたまった池などにグッピーという魚を入れています。グッピーはすぐに増える魚で、水の中にいる蚊の幼虫を食べます。薬を使わないで、蚊を少なくすることができます。
インドの家によくある冷房は水をためる所があって、水をかえないと蚊が増えます。役所の人は家を回って、蚊の幼虫などがいた場合、1回目は水をかえるように注意して、2回目は罰金をとっています。