28日に発表されたデータによると、トヨタの2020年の世界販売台数は950万台。この中にはダイハツや日野自動車の製品も含まれます。
これに対しアウディ、シュコダ、ポルシェといったブランドを抱えるVWの販売台数は930万台でした。
トヨタは13年に米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて販売台数世界一を達成。以後数年間首位を守ったものの、17年には追い上げを続けていたVWが公式にその座を奪ちました。
トヨタとVWの販売台数はそれぞれ前年比で11.3%、15.2%落ち込んでいます。
UBSのアナリストによれば、VWは半導体不足の影響で1~3月に10万台を生産できなくなる可能性があるということです。これは四半期間の世界生産のおよそ4%に相当します。