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日の
東京外国為替市場は、
アメリカの
長期金利が
上昇する
中で、
利回りが
見込めるドルを
買って
円を
売る動きが
強まり、
円相場は1ドル=121
円台まで
値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、22日と比べて59銭円安ドル高の1ドル=121円6銭から7銭でした。
ユーロに対しては、22日と比べて1円5銭円安ユーロ高の1ユーロ=133円37銭から41銭でした。
ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1017から18ドルでした。
市場関係者は「日銀が大規模な金融緩和策を維持する一方、アメリカのFRBの高官が、相次いで利上げに前向きな発言をする中で、アメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差の拡大が一段と意識されたことで、利回りが見込めるドルを買って円を売る動きが強まっている。引き続きFRBのパウエル議長らの発言に注目が集まっている」と話しています。