Q.
市内には
どれくらいの
人が
残っていますか?
マリウポリの占領された地域、包囲された地域には今も12万人の市民が残っています。
ロシア軍は戦争を始めたころの交通が正常であったときでも、市民がマリウポリから出ることを許しませんでした。
検問所に到達しても「街から出ることはできない。あなたたちをここから出す指令は受けていない。戻りなさい」と回答してきたのです。
もし彼らに人々が街を出ることを許す気持ちがあればそうしたでしょう。
しかしそうした気持ちさえなかったのです。
ロシア
軍は
故意に
人道的な
問題を
作り、
対抗する
社会世論を
作り、すべてのことが
ひどい状態だ、すべてなくなってしまったという
ムードを
作り上げました。
断固として言いたいのは、戦争が始まった当時から、この問題についてはそうした対処が行われていたということです。
ウクライナ大統領や関係官庁、そして地方政府は人道的ミッションが可能となるようにしてきました。
しかし、ロシアの計画はそれとは異なっていたのです。
できるのは人々を避難させることだけ
Q.
避難状況は?
マリウポリの近くまで続く人道回廊を使って、およそ15万人の住民をこの地獄のような状況から避難させることに成功しています。
また民間の交通手段を使って避難するための回廊についてどうにか合意しているところもあります。
私たちの課題はこの避難回廊を継続させることです。
ですから私たちはすべての国際的なパートナーに対して「私たちに必要なのは、ウクライナがコントロールしている地域にすべてのマリウポリ市民を避難させることだ」と繰り返し、要請しています。
市民のために
できることが
あるとすれば
それは
人々を
避難させることだけで、
そのほかのことは
今の
時点では
不可能です。
そして次の課題は脱出した人たちを支援して正常な生活を取り戻すこと、そしてマリウポリを復興させて家に帰ることです。
マリウポリは現在もウクライナの都市
Q.
今、ロシア
軍との
戦闘は
どのような
状況ですか?
ロシア軍とウクライナ軍の支配地域の割合は60対40、50対50など数字は常に動いているといえるでしょう。
まさに今も戦闘は続いています。
マリウポリはこれまでも、そして現在もウクライナの都市です。
ウクライナの
装甲部隊や
国家警備隊、
海軍歩兵隊、
国境警備隊などが、
これまでどおりありとあらゆることを
継続して
行っています。
もちろん、侵攻しているロシア軍が私たちを上回っていることは明らかです。
しかしすでに46日間にわたってウクライナはマリウポリを守り続け、またウクライナ全土で耐え続けています。
私たちは領土も人々も売り渡すことはない
Q.
事態を
打開するには
何が
必要ですか?
停戦交渉はご存じのように終了しておらず、戦争が始まった直後から続けられています。
最も重要なのは、われわれが現時点でもゼレンスキー大統領が述べているような段階にあるということです。
それはつまり、侵攻したのは我々ではないということ、私たちは自分の国にいるということです。
そして私たちは領土も、人々も売り渡すことはないということです。
私たちが
今求めるのは、ロシアが
戦争をやめること、
そして彼らが「
作戦」と
呼び、
私たちが「
戦争」や「ウクライナ
人に対するジェノサイド」と
呼ぶものが
始まる前まで
私たちのものであった
土地を
取り返すことです。
それに従って軍を撤退させられれば交渉を始めることができます。
プーチンの最も重要な目的はウクライナ人を滅ぼすこと
Q.
国際社会に
訴えたいことは
何ですか?
申し上げたいことはただひとつ。
それは今、ウクライナの領土でロシアが戦争犯罪を犯しており、ウラジーミル・プーチンが主要戦争犯罪者としてその指令を出したということを私たちが同じように理解することです。
彼らは自分たちが「特別作戦」と呼ぶものを、私たちが「戦争」、「ジェノサイド」と呼んでいるものにしたのです。
産院や
子どもが
隠れている
防空ごうを
空爆しました。
平和な街に、その住宅地に空から爆弾を落としました。
3月9日から2週間にわたって攻撃を激化させ、街を文字どおり地表から消し去りました。
彼らは戦争犯罪を犯し、2万人の市民が死亡しました。
人々は飢餓や脱水だったり、必要な医薬品がなかったりして亡くなりました。
そしてそれはすべて
戦争犯罪者の
手によるものです。
彼らは街を包囲し、包囲網から住民を出そうとしませんでした。
その機会があってもそれをしようとはしなかったのです。
皆さんによく理解していただきたいのは、マリウポリの住民の2人に1人は民族的に言えばロシア人です。
つまりロシア人がロシア人を殺しにやってきたということです。
私たちは民族ではロシア人であったりアルメニア人であったりギリシャ人であったりウクライナ人であったりします。
そうした違いはあっても、精神的にはウクライナ人という「民族」なのです。
彼らは
その「ウクライナ
人」を
滅ぼすためにやってきたのです。
ウラジーミル・プーチン自身が「ウクライナ人という民族は存在しない」と言っています。
彼の最も重要な目的はウクライナ人を滅ぼすことなのです。
それを私たちは「戦争犯罪」と呼んでいます。
ですから国際社会はひとつにならなければなりません。
そしてみずからの部隊に対し命令を出したウラジーミル・プーチンが犯した大罪に対して正しい評価を行うべきなのです。
【ライブ】北海道~沖縄の太平洋側など津波注意報が継続中
ロシアのカムチャツカ半島付近で30日発生した巨大地震で、気象庁は、北海道と東北の太平洋側に出していた津波警報を、30日夜、津波注意報に切り替えました。北海道から沖縄県にかけての太平洋側などでは、しばらくは津波注意報が継続する見込みで、引き続き海岸や川の河口付近には近づかないようにしてください。
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Source: NHK
185
Jul 31, 2025 08:07
自民党両院議員総会を来週後半にも開催の方向で調整
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【津波警報石破首相「高台や避難ビル 安全な場所に避難を」
石破総理大臣は午前10時20分ごろ総理大臣官邸で記者団に対し「きょう午前8時25分ごろ、カムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震が発生し、この地震に伴い北海道から和歌山県の太平洋側沿岸に津波警報が発表され、高いところで3メートル程度の津波が予測されている」と述べました。
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Source: NHK
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アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、30日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。ただ、2人の理事が利下げを支持して反対する異例の状況にもなっていて、関税措置による影響が広がっているとの懸念も出る中、今後の利下げをめぐる判断が焦点となります。
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Source: NHK
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Jul 31, 2025 07:07
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参議院選挙の敗北を受けて28日に開かれた自民党の両院議員懇談会で石破総理大臣は「責任を果たしていきたい」と述べ、続投に理解を求めました。一方、出席者からは石破総理大臣の辞任や総裁選挙の前倒しの実施を求める意見が相次ぎ、党内の亀裂がより深まる状況となっています。
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Jul 29, 2025 05:07
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