大リーグ、エンジェルスの
大谷翔平選手がアスレティックス
戦に
先発登板し、7
回途中3
失点で
今シーズン初黒星を
喫しました。3
回には
大谷選手の
速球で
球場が
騒然となる場面もありました。
大谷選手は28日、相手の本拠地オークランドで行われたアスレティックス戦に中8日で先発登板し、2回までは得意のスプリットで三振を奪うなどヒットを許しませんでした。
3回はノーアウト一塁の場面で150キロを超える速球が相手の1番、マーク・カナ選手の顔付近に行きマウンドに向かって叫んだカナ選手に対してキャッチャーのカート・スズキ選手がことばを返し、両チームの選手たちもベンチから出てきて騒然となりました。
それでも大谷選手は落ち着きを失わず、この日最速となる157.5キロのストレートをインコースに投げ込んでカナ選手を空振り三振に取り、盗塁をねらったランナーもスズキ選手が好送球でダブルプレーとして得点を与えませんでした。
6回にはまたもノーアウト一塁でカナ選手を迎え、今度は速球を背中に当ててしまい相手の本拠地のファンからはブーイングを浴びせられましたが、カナ選手は笑みを浮かべて塁に出ました。
大谷選手はこのあと犠牲フライで1点を失い、味方が追いついた直後の7回には先頭から2者連続でフォアボールを出したあと続くバッターにタイムリーヒットを打たれて2点目を失って、ここでマウンドを降りました。
リリーフ投手が打たれて残したランナーがかえったため、大谷選手は7回途中3失点となりました。
球数は今シーズン最多の93球で、前回の登板では球速140キロ台が多かった速球は、この日はほとんどが150キロ台でした。
奪った三振は5つ、打たれたヒットは3本、フォアボールは4つ、デッドボールは1つで、この日はバッターでは出場せず、ピッチャーに専念しました。
エンジェルスは1対3で敗れて大谷選手は好投しながら負け投手となり、今シーズン1勝1敗となりました。
大谷「粘りきれなかった」
試合後、
大谷選手は「
前回より
投げ
心地はよかった。7
回は
体が
硬いというか
冷えている
感じで、
あそこで
抑えられるか
どうかだったが
粘りきれなかった」と
反省を
述べました。
3回のカナ選手の打席で顔付近にボールが行き、騒然となったシーンについては「もちろん当てるつもりはないが、いいバッターは特に厳しいコースに投げないとなかなか抑えられない」と冷静に振り返りました。
この日は最速157.5キロだった球速については「スピードがあればピッチングの幅が広がるので大事な基準だと思う。今シーズンはホームランは何本か打たれているが、長打を連続で打たれていないのがいいし、球速を上げたいというよりはいい動きをすれば勝手に出ると思っている」と話しました。
マッドン監督「運動能力のすごさを再び示した」
エンジェルスのマッドン
監督は
この試合で
大谷選手をピッチャーに
専念させた
理由について
試合前の
会見で「
控えの
野手が
少ないことも
あるが、
前回の
登板で
球速が
落ちたことが
投打で
出場した
影響なのかを
確認したかった」と
説明しました。
試合後の会見では大谷選手の投球内容について「非常によかったし、チームが勝つチャンスを最大限与えてくれた。彼は運動能力のすごさを再び示したと思う。最後がガス欠だったかはわからないが、それまでは前回よりコントロールもよかった」とたたえていました。
また、マッドン監督は31日からサンフランシスコで行われるジャイアンツとの交流戦では大谷選手を外野手として先発出場させる考えはないことを明かしました。
この試合は指名打者制のないナショナルリーグのチームの本拠地で開催されるため、大谷選手を外野手として先発出場させるかが注目されていました。
これについてマッドン監督は「現状ではノーだ。ワールドシリーズなら話は別だが、今のところは考えていない。代打で出場した後に状況によっては外野を守ることはあるかもしれない」と話し、ジャイアンツとの2連戦では大谷選手を代打で起用する考えを示しました。
50奪三振と15本以上のホームラン 達成は大谷のみ
大谷選手は
今シーズン、バッターとして15
本のホームランを
打っていますが、ピッチャーとしては
この試合で5つの
三振を
奪って
今シーズン50
奪三振としました。
大谷選手が1シーズンで15本以上のホームランを打ち50個以上の三振を奪ったのは、大リーグ1年目だった2018年以来3年ぶりで、これは大リーグでは大谷選手しか達成していない快挙です。
2018年はホームラン22本、63奪三振をマークしましたが、ホームラン15本と50奪三振に到達したのは8月27日だったため、今シーズンはおよそ3か月も早く到達したことになります。
また、投打の二刀流の記録で大谷選手とたびたび比較されるベーブ・ルースが50奪三振以上を記録したのは1915年から1917年にかけての3シーズンで、この時はいずれもほぼシーズンを通して投手として起用されていたため打席数が少なく、ホームラン数はひと桁にとどまっています。
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