ロシアで違法薬物を所持していたとして有罪判決を受けたアメリカの女子プロバスケットボール選手の控訴が棄却され、アメリカ政府は「不当な拘束だ」と批判しています。
女子プロバスケのブリトニー・グライナー選手はロシア入国時に大麻オイルを所持していたとして懲役9年の有罪判決が言い渡され、控訴していました。
タス通信によりますと、25日に開かれた控訴審でモスクワ州の裁判所は弁護側の控訴を棄却したということです。
国務省プライス報道官:「グライナー選手に関する我々のメッセージは明確だ。彼女は解放されるべきだ。不当に拘束されたのだ」
バイデン政権は、ロシアで拘束されているグライナー選手ら2人の身柄と引き換えに、アメリカで服役中のロシアの武器商人の釈放を提案しているとみられます。