午前9時ごろから徐々に本数を減らしていて、下りは、午前10時以降、上りは、午後1時以降に1時間当たりののぞみの運行本数を2本に減らします。
東海道新幹線
また、東海道新幹線は、「のぞみ」の本数を減らして運行しています。
午前9時ごろから徐々に本数を減らしていて、下りは、午前10時以降、上りは、午後1時以降に1時間当たりののぞみの運行本数を2本に減らします。
山陽新幹線
JR西日本によりますと、山陽新幹線は台風の接近に伴って、新大阪駅から広島駅の上りで運転を見合わせているのに続き、午前11時すぎからはこの区間の下りでも運転を見合わせています。
JRでは、4日は運転を再開できない可能性もあるとしています。
JRによりますと、台風の進路によっては、さらなる運休や大幅な遅れが発生する場合があるということで、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
広島駅は混雑
山陽新幹線は、台風のため広島駅と新大阪駅の間で運転を見合わせているため、JR広島駅は、運転再開を待つ利用客で混雑していました。
JR広島駅では駅員が張り紙を掲示して運転状況を知らせていました。それでも、改札口付近では、運転再開を待つ観光客などの利用客で混雑していて、駅員に今後の見通しを尋ねていました。
広島市の実家に帰省していた49歳の男性は「東京の自宅に帰りたかったのですが、台風の影響ですし、待つしかありません。予定を立てていましたがしかたがないです」と話していました。
福山市の58歳の男性は「福山まで帰ろうと思って駅に来ましたが、運転を見合わせていると聞いて困っています。こんなに早く運行が止まるとは思わなかったです。これから会社に戻ってどうするか考えます」と話していました。
JR西日本広島支社は、今後の運行状況についてホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
博多駅でも影響
台風21号の四国や近畿地方への接近に伴い、山陽新幹線が広島と新大阪の間で運転を見合わせていることで、博多と広島の間でも列車の本数を減らして運転するなどの影響が出ています。
JR西日本によりますと、台風21号の影響で、広島と新大阪の区間については、4日午前7時33分に博多を出発した東京行きの「のぞみ8号」以降の列車の運転を当面、見合わせることにしています。
この影響で、博多と広島の間についても列車の本数を減らして運転しています。
JR博多駅では、台風の影響による運転見合わせの案内が張り出され、訪れた利用客が運行情報について確認したり、駅員に問い合わせたりしていました。
京都市から仕事で訪れたという自営業の50代の男性は「11時の新幹線に乗って新大阪まで行く予定だったが、広島までになっている。新大阪で用事があり、きょう中に帰らなければならないが、どうなるかわからない。とりあえず広島までは行こうと思う」と話していました。
また、福岡空港を発着する空の便は、大阪空港や中部空港、羽田空港をはじめ、四国地方などを結ぶ便を中心に欠航が相次いでいて、航空各社は、ホームページなどで運航状況を確認するよう呼びかけています。