世界自殺予防デーに
合わせて、
東京都は10
日から、メッセージアプリの「LINE」を
使って、
若者などの
悩みの
相談に
応じる取り組みを
始めました。
東京都によりますと、
おととしの
都内の
自殺者のうち、30
代以下の
割合は28%で
全国平均と
比べて
高くなっている
ほか、10
代から30
代の
死因では
自殺が
最も多くなっています。
都は若い世代を中心に自殺を防ぐため、10日から来年3月末までメッセージアプリの「LINE」を使って、悩みの相談に応じる取り組みを行っています。
アカウント名は「相談ほっとLINE@東京」で、研修を受けた専門の相談員がメッセージのやり取りを通じて、友達や家族との関係、それに職場の悩みなどの相談に応じるということです。
相談は今月と3月は午後3時から午後10時まで、来月から2月は午後5時から午後10時まで受け付けています。
このLINEでの相談はことし3月に試験的に行われ、2週間でおよそ600件の相談が寄せられたということで、都は「1人で悩まずに気軽に相談してほしい」と話しています。