首都圏を
中心に
増加していることしの
風疹の
患者は、
今月2日までの
1週間で、さらに75
人増えて362
人となり、
大規模な
流行があった
平成25
年の
後の
5年間で、
患者数が
最も多くなりました。
風疹は、
発熱や
発疹などの
症状が
出るウイルス
性の
感染症で、
妊娠中の
女性が
感染すると
生まれてくる
赤ちゃんの
目や
耳、それに、
心臓などに
障害が
起きるおそれがあります。
ことしは7月下旬から、首都圏を中心に患者が増えていて全国の医療機関から報告があった今月2日までの患者数は前の週よりさらに75人増えて362人と、大規模な流行があった平成25年の後の5年間で最も多くなりました。
都道府県別では、東京都が前の週より28人増えて111人、千葉県は11人増えて95人、神奈川県は8人増えて33人、愛知県は7人増えて16人などとなっていて、引き続き、全体の7割以上を首都圏の患者が占めています。
国立感染症研究所は、今後、妊娠する可能性がある女性は、2回のワクチン接種を受けておくとともに、妊婦の家族などが周りにいる人で、風疹に感染した経験がなく、ワクチンを2回接種した記録がない人も、接種を検討するよう呼びかけています。
また、ワクチンの定期接種がなかった世代の30代から50代の男性も抗体検査を受けるなどしてワクチンが必要か十分に検討してほしいとしています。