9月10日はWHO(世界保健機関)が定めた世界自殺予防デーです。台湾での自殺死亡率が3年連続で小幅に増えていることが全国自殺予防センターの統計で分かりました。
このセンターによると、自殺は2010年以降、台湾人の死因のトップ10圏外となっているものの、自殺死亡者数は2015年の3675人から微増を続け、昨年は3871人に上りました。
このセンターが昨年実施した調査では、情緒不安定な状態にある人は全台湾で推計133万人近くに上るとの結果が出ました。また、15歳以上の人のうち、11.5%が人生の中で一度は自殺を考えたことがあることや、15歳以上の人の約1.5%、推計30万人が1年以内に本気で自殺を考えたことも明らかになりました。