Japanese News: 働く人の３割以上が副業や兼業に積極的認める企業は１割

働はたらく人ひとの３さん割わり以上いじょうが副業ふくぎょうや兼業けんぎょうに積極せっきょく的てき認みとめる企業きぎょうは１いち割わり

Sep 22, 2018 11:09

Furigana

柔軟じゅうなんな働はたらき方かたとして政府せいふが普及ふきゅうを目指めざしている副業ふくぎょうや兼業けんぎょうについて、働はたらく人ひとの３さん割わり以上いじょうが積極せっきょく的てきに取り組とりくむ意向いこうを持もっている一方いっぽうで、認みとめている企業きぎょうは１いち割わりにとどまっていることがわかりました。この調査ちょうさは、独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじんの労働ろうどう政策せいさく研究けんきゅう・研修けんしゅう機構きこうが従業じゅうぎょう員いん100人にん以上いじょうの企業きぎょうとその正せい社員しゃいんを対象たいしょうに行おこない、2200余あまりの企業きぎょうと１いち万まん2000人にん余あまりから回答かいとうを得えました。

それによりますと、働はたらく人ひとに「今後こんご、副業ふくぎょうや兼業けんぎょうを行おこないたいか」聞きいたところ、「新あたらしく始はじめたい」が23.2％、「いまやっていて、機会きかいや時間じかんを増ふやしたい」が13.8％で、合あわせて37％の人ひとが積極せっきょく的てきに取り組とりくむ意向いこうを示しめしました。

理由りゆうについて複数ふくすう回答かいとうで聞きいたところ、「収入しゅうにゅうを増ふやしたい」が85.1％で最もっとも多おおく、「活躍かつやくの場ばを増ふやしたい」が53.5％、「さまざまな人脈じんみゃくを作つくりたい」が41.7％でした。

一方いっぽう、企業きぎょうの側がわに副業ふくぎょうや兼業けんぎょうへの取り組とりくみ状況じょうきょうを尋たずねたところ、「許可きょかしている」が11.2％だった一方いっぽう、「許可きょかする予定よていはない」が75.8％で、許可きょかしない理由りゆうには、多おおくの企業きぎょうが「過重かじゅう労働ろうどうとなり、本業ほんぎょうに支障ししょうが出でるため」と回答かいとうしました。