日本時間の27
日未明、
日米首脳会談が
行われます。
トランプ大統領は、
貿易問題をめぐり
各国への
強硬姿勢を
強めており、
安倍総理大臣に対して
どこまで
具体的な
譲歩を
迫るかが
焦点です。
アメリカの
トランプ大統領は
日本時間の27
日未明、
国連総会が
行われているニューヨークで
安倍総理大臣と
会談し、
日米の
貿易問題や
北朝鮮情勢などについて
協議する
方針です。
アメリカの日本に対する貿易赤字額は中国、メキシコに次いで3番目に多く、トランプ大統領は23日、ツイッターに「アメリカは日本を助けるために多くのことをしているのだから日米双方の利益になるようなことを話し合いたい」と投稿し、貿易問題で日本側から譲歩を引き出したい考えを示唆しました。
トランプ政権が日本経済に大きな影響を与えかねない自動車関税の引き上げを検討する中、25日には、首脳会談を前に日米の閣僚級による詰めの通商協議が行われました。
協議の結果、日米の貿易・投資の拡大に向けて、関税などを含む2国間の協議を始めることで合意する方向となり、アメリカ側は、多国間の自由貿易体制を重視する日本が歩み寄りを見せたと前向きに評価しています。
ただ、トランプ大統領としては、11月の中間選挙に向けて、貿易赤字削減のための取り組みを支持者にアピールできるよう、1か国でも多くの国から関税引き下げなどの合意を取り付けたい考えで、このあとの首脳会談でも、安倍総理大臣に対し、どこまで具体的な譲歩を迫るかが焦点となっています。