Japanese News: “消費地に早くジャガイモを” 地震被害の集荷施設が再開

“消費しょうひ地ちに早はやくジャガイモを” 地震じしん被害ひがいの集荷しゅうか施設しせつが再開さいかい

Sep 26, 2018 16:09

Furigana

今月こんげつ６ろく日にちの地震じしんで大おおきな被害ひがいを受うけた北海道ほっかいどう厚真あつま町まちのジャガイモの集荷しゅうか施設しせつが26日にちに再開さいかいし、早速さっそく、イモの選別せんべつ作業さぎょうが行おこなわれていました。厚真あつま町まち上野うえの地区ちくにあるジャガイモの集荷しゅうか施設しせつは、地震じしんの揺ゆれでイモを選別せんべつする機械きかいが壊こわれるなどの被害ひがいを受うけ、ちょうど収穫しゅうかくの時期じきを迎むかえていたメークインなどを受け入うけいれられない状態じょうたいが続つづいていました。

修理しゅうりが終おわったことから、およそ３さん週間しゅうかんぶりに施設しせつが再開さいかいされ、従業じゅうぎょう員いんは、イモを大おおきさや形かたちごとに選別せんべつしたり、箱はこに詰つめたりする作業さぎょうを急ピッチきゅうぴっちで進すすめていました。

施設しせつが被害ひがいを受うけた影響えいきょうで、周辺しゅうへんのジャガイモ農家のうかの中なかには収穫しゅうかくを見合みあわせていたところも多おおいということです。

集荷しゅうか施設しせつの担当たんとう者しゃの小寺こでら裕ひろし則そくさんは「やっと活気かっきが戻もどったなという思おもいです。およそ３さん週間しゅうかんにわたって消費しょうひ地ちにイモを送おくることができなかったので、作業さぎょうを急いそぎたい」と話はなしていました。

収穫しゅうかく作業さぎょうが本格ほんかく化か

ジャガイモの産地さんちの北海道ほっかいどう安平やすひら町まちなどでは、地震じしんで被害ひがいを受うけた近ちかくの集荷しゅうか施設しせつが復旧ふっきゅうしたことから、これまで中断ちゅうだんしていた収穫しゅうかく作業さぎょうが本格ほんかく的てきに行おこなわれています。

北海道ほっかいどうの安平やすひら町まちや厚真あつま町まちはジャガイモの産地さんちとして有名ゆうめいで、例年れいねん９月くがつの上旬じょうじゅんに収穫しゅうかくを行おこなっています。

しかし、地震じしんで厚真あつま町まちにあるジャガイモの集荷しゅうか施設しせつが壊こわれたため、多おおくの農家のうかで収穫しゅうかくを見合みあわせていました。

この集荷しゅうか施設しせつが26日にちから再開さいかいしたことから、およそ３さん週間しゅうかんぶりに本格ほんかく的てきな収穫しゅうかく作業さぎょうが行おこなわれていて、安平やすひら町まちの農場のうじょうでは、専用せんようの機械きかいを使つかって次々つぎつぎにジャガイモを掘り出ほりだしていました。

この農場のうじょうでは26日にちの午前ごぜん中ちゅうだけで10トンのイモを収穫しゅうかくしたということです。

ただ、地震じしんの影響えいきょうで畑はたけの土どが崩くずれてむき出むきだしになったイモもあり、一部いちぶは青あおく変色へんしょくするなどして食用しょくようとしては出荷しゅっかできなくなったということです。

農場のうじょう長ちょうの鹿糠かぬか貴宏たかひろさんは「畑はたけの状況じょうきょうを見みると悔くやしさもありますが、収穫しゅうかく作業さぎょうが動き出うごきだしたので少すこし安心あんしんしました。また頑張がんばろうという気持きもちになっています」と話はなしていました。