台風19
号の
豪雨災害から12
日で1
年です。
甚大な
被害を
受けた
宮城県丸森町で
追悼式が
開かれ、
遺族らが
犠牲者に
祈りをささげました。
去年10
月の
台風19
号による
豪雨災害で、
宮城県内では、
災害関連死を
含めて20
人が
死亡しました。
丸森町では県内で最も多い11人が死亡し、今も1人の行方が分かっていません。
丸森町は、豪雨災害から1年となる12日、追悼式を開き、遺族などおよそ100人が参列しました。
この中で保科郷雄町長は「突然、家族を失われたご遺族の心中を思うと慰めのことばもありません。このような災害を二度と繰り返さないと誓います」とあいさつしました。
そして遺族の代表として母親を亡くした大槻恵太さんが、「なぜ家族を救うことができなかったのか、この1年苦しんできました。ただ、悲しんでばかりの姿を見せる訳にはいかないので、少しでも前を向いて生きていかなければならないと思うようになりました」と亡き家族への思いを語りました。
そのあと参列者は、白い菊の花を献花台にささげ、犠牲者に祈りをささげていました。